【腰を守るデッドリフト】治療家が教える正しいフォームと考え方

デッドリフトというと「筋トレ上級者がやるもの」と思われがちですが、
実は腰痛予防や姿勢改善にとても効果的な基本動作なんです。

でも、多くの人が「背中で引く」意識になっていて、
結果的に腰を痛めてしまうケースが多い。

本来のデッドリフトは、
背中ではなく「股関節の曲げ伸ばし(ヒンジ動作)」で行うのが正解です。
つまり、お尻と太ももの裏(ハムストリング)で持ち上げる意識が大切。

🔹治療家から見た“間違いフォーム”の特徴

・膝が前に出てスクワットのようになっている
・背中が丸まってバーが体から離れている
・重さを腕や腰で持ち上げようとしている

この動きを続けていると、
腰椎や仙腸関節に大きなストレスがかかり、
腰痛・坐骨神経痛・慢性的なハリに繋がってしまいます。

🔹正しいフォームのポイント
1. 背中を真っすぐ保つ
2. 股関節をしっかり折る(ヒップヒンジ)
3. バーは常に体の近くを通す
4. お尻で立ち上がる意識を持つ

僕の治療院でも、
デッドリフトを正しく覚えたことで腰痛が再発しなくなった方が多くいます。
「トレーニング=痛める」ではなく、
正しい動きは“治療の一部”になるんです。

鍼で整えて、動きを修正し、
再発しない体をつくる。
これが僕の考える「通わせない治療」の形です。

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逸見鍼灸代表

逸見 裕

筆者

鍼灸師として活動しながら、東洋医学の素晴らしさを現代医学で理解することでより深い鍼灸治療を提供します。東洋医学だけではなくトレーニングやカイロプラクティックを取り入れ、人の身体に対し幅広くアプローチを行い健康社会の実現を目指します。

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