テニス肘における鍼灸治療
テニス肘の原因
テニス肘は外側上顆炎といい、テニスではバックハンドで打つときにストレスがかかり肘の外側が痛くなることです。
手首を反らす時に使う筋肉の炎症がほとんどで、カバンなどを持ち上げることもできなくなることもあります。テニスではなくても日常生活からでも痛めることがありますが、手首や肩関節の連動性が乏しくなると肘にストレスがかかり痛めます。
テニス肘の症状
肘の外側に炎症が起き、痛みや時に痺れが出ることもあります。握力の低下も発症します。
テニス肘の鍼灸治療
テニスのバックハンドでの使われる筋肉の連動性を高めるために、手から肩までの繋がりの悪い部分に鍼治療をしていきます。
バックハンドではボールの大きな衝撃がかかるため基本的に症状がある場合、テニスは中止したほうがいいでしょう。特にバックハンドの時に衝撃を体幹で受けられるようにしたら肘のストレスは減り改善します。体幹で受けられるようにするには上腕三頭筋の筋出力を改善します。この上腕三頭筋の出力が低下している人ほど肘へストレスがかかりやすいです。この辺りも鍼治療で改善できます。
その後の動作の改善は特に必要はないですが、パフォーマンスアップのためにもバックハンドの時に体幹で受け止める身体の使い方はトレーニングする方がいいでしょう。
テニス肘の治療期間
鍼治療は最低3回くらい受けるとほとんど痛みはなくなります。
鍼治療を受けると連動性も高まるので肘のストレスも軽減できます。より強いバックハンドをする時はトレーニングをお勧めします。
筋力が追い付かないと再発の可能性もあります。パフォーマンスを上げるにはトレーニングをお勧めします。
テニス肘の鍼灸レポート
男性 48歳 会社員 テニスで痛めたテニス肘
週5日テニスをするほどのテニスが趣味の男性ですが、肘が痛いなりにずっとプレイをしてきたとのことでした。
腕はガチガチに筋肉が張っていて、いつケガをしてもおかしくないような身体でした。炎症が強くは見られなかったので、手から肩までの筋肉に鍼をして、筋肉の疲労を取り、連動性が高まるように鍼治療のみしました。
結果、3回くらいの治療でほぼ完治し、治療期間も軽めにテニスはしていました。それからは月に1回ほどのメンテナンスで治療していますが痛みは出ていないとのことです。
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