めまい・メニエールに対する鍼灸治療

めまい・メニエールの原因

めまいは首や頭部の筋肉の緊張からくることがほとんどで、首や頭部の循環不足により、内耳のリンパの流れが悪くなることが原因になります。イライラなどのストレスや寝不足などの疲れが溜まってきたときに起こりやすいです。 

東洋医学的な考え方では肝、腎、脾と関連性が高いです。 

怒りやストレスなどで精神的疲労や食欲減退など起こし、肝、腎、脾が失調しめまいを起こします。 

めまい・メニエールの症状

ぐるぐる目が回る回転性のめまいや視界が暗くなるものがあります。 

同時に肩凝り、頭痛、眼精疲労を伴い不眠や動悸、息切れなども発症します。 

めまい・メニエールの鍼灸治療

頭部や首周りのツボを使い循環を改善していきます。循環を良くすると自律神経の安定ができ、ストレス緩和にもつながります。更に患部だけではなく、全身のバランスを整えることで循環はより良くなり再発しにくくなります。特に腕や足のツボは全身の循環を改善するのに必要です。 

めまい・メニエールの治療期間

頭部や首の緊張が緩和することで循環が良くなりめまいは回復していきます。

一度の治療で改善することが多いですが、耳のリンパは奥の方なので循環が滞りやすく一週間間隔で3回から5回ほど治療が必要な場合があります。 

めまい・メニエールの鍼灸レポート

男性 60歳 会社経営 寝起きや飛行機に乗った時にめまい

毎朝寝起きにぐるぐると回転性のめまいがあり、飛行機で全国を飛び回っている最中も、飛行機から降りた時にめまいがくるとのことでした。お酒もよく飲むせいか肩凝りや腰痛もあり全身の循環は悪くなっていました。飛行機では長時間座っているのと、気圧の変化があるためリンパの流れが悪くなるためめまいが起きます。

まずは肩凝りや腰痛を改善することで全身の循環を改善します。腕や足にあるツボに鍼とお灸をします。足では足三里というツボに反応が強くありました。腕は肘にある天井と曲池という肩凝りなどで使うツボに鍼をします。天井は腕をぶら下げている筋肉を活性化するのに良く肩回りのストレスを緩和するのに有効です。

患部では頭部や首周りのツボを使い、鍼をしていきます。

この男性の場合は週一回の治療で、約3回でほぼめまいは無くなりました。その後再発は見られません。

店舗のご案内

神戸・大阪にて鍼灸施術を実施しております。
お近くの店舗にてご予約ください。