肩凝りにおける鍼灸治療

肩凝りの原因

デスクワークなどでの姿勢不良が原因のことが多く、頭を支えるために肩や首の筋肉が緊張し続けるため凝ります。他にも目の疲れや精神的なものもあり、日常生活の様々なことが原因になってきます。

東洋医学的な考え方では肝と関係性が高く、肝の感情でもある「怒り」が肩を凝らせる原因にあります。他にも肝は目と関連しているため、肝の状態が悪くなると目が疲れやすく肩凝りの原因になります。

肩凝りの症状

肩が重く凝り感を感じ、頭痛などの不快感もあります。

酷くなると、手の痺れや浮腫みにもなります。 

肩凝りの鍼灸治療

肩凝りは肩周りの筋肉をほぐすことで一時的には改善しますが、一番改善するべきは肝にあります。肝の状態が健やかになれば、姿勢が多少悪くとも肩凝りになりにくいです。

更に肝は目と関連性があるので目の疲れも改善されます。感情では「怒り」と関係性があるのでリラックスしてストレスを減らすことも肝への治療になります。

鍼灸治療では肝に関連するツボを使い、全身を整えていきます。運動もまた肝にいいのでお勧めです。

肩凝りの治療期間

肩凝りは1回から3回の治療でほぼ改善しますが、様々なストレスが多い社会では再び肝に影響を与え肩は凝ってきます。

改善としては凝り固まった肩はなかなか取り切れないので鍼灸治療でほぐし、セルフケアとして運動などでストレスなどを緩和しアルコールの飲みすぎなどを改善することです。

また、ストレスとうまく付き合っていけるようお手伝いします。 

肩凝りの鍼灸レポート

男性 60歳 料理人 肩全体の凝り

料理をするので肩には力が入り、まな板を見る姿勢が首や肩にストレスを与え酷い肩凝りの状態でした。お酒も飲むときは一升瓶を飲み干すほどのお酒好きで、身体は悲鳴を上げている状態です。
15種類くらいの薬も病院から出されており、身体にはかなりのストレスをかけています。肩凝りをどうにかしたいと様々な整体にも行き、現在は鍼灸治療に来られました。
本人の自覚的には一回の鍼治療で今までにないくらい楽になったとのことで、一週間に一回の鍼灸治療をするとのことで通われています。
生活スタイルは変えることなく今まで通りで過ごされていますが、以前みたいにしんどいことはないようです。肩凝りですが、全身の血流を改善するためにも、全身に鍼とお灸を施したっぷりと一時間ゆっくりとリラックスされています。ストレス緩和にもなっており元気に料理を作られています。

店舗のご案内

神戸・大阪にて鍼灸施術を実施しております。
お近くの店舗にてご予約ください。