鍼灸で血流は改善する?身体の循環と鍼灸の関係

「鍼灸を受けると血流が良くなる」と聞いたことはありませんか?

肩こりや腰の張り、冷え、身体の重だるさなどを感じたときに、「血流が悪いのでは?」と考える方も多いと思います。

実際に鍼灸では、鍼やお灸による刺激によって、刺激した部位周辺の血流に変化が起こることが報告されています。

今回は、鍼灸と血流の関係について、わかりやすく解説します。

鍼灸によって血流に変化が起こる仕組み

鍼を皮膚や筋肉に刺すことで、身体にはさまざまな反応が起こります。

その一つが、刺激した周辺の血管が拡張する反応です。

血管が拡張すると、その周辺の血流が増加することがあります。

特に筋肉が緊張している部分では、

– 筋肉の緊張がゆるむ
– 局所の循環が変化する
– 酸素や栄養が組織に運ばれる
– 代謝産物の排出を助ける

などの変化が期待できます。

そのため、筋肉の張りや身体の重だるさなどに対して、鍼灸が利用されることがあります。

血流だけが鍼灸の作用ではありません

ここで大切なのは、鍼灸を「血流を良くするだけの施術」と考えないことです。

鍼灸による刺激は、末梢の神経を介して中枢神経系にも影響を与えると考えられています。

また、自律神経活動に変化をもたらす可能性もあり、身体の状態に合わせてさまざまな反応が起こります。

そのため、

**「血流が悪いから鍼をする」**

という単純な考え方ではなく、

**「なぜその場所に負担がかかっているのか」**

を考えることが重要です。

肩こりでも肩だけを見るとは限りません

例えば肩こりがある場合、肩の筋肉だけが原因とは限りません。

姿勢や身体の使い方、背中や首の動き、呼吸、運動習慣など、さまざまな要素が関係していることがあります。

スポーツをしている方であれば、肩そのものではなく、胸郭や肩甲骨、背中、下半身の動きなどが影響しているケースもあります。

だからこそ、症状が出ている場所だけを見るのではなく、身体全体の状態を確認することが大切です。

逸見鍼灸では「鍼灸+身体の動き」から考えます

摂津本山・岡本の逸見鍼灸では、鍼灸だけに限定した施術ではなく、これまでスポーツトレーナーとして培ってきた身体の評価や動きの確認も取り入れています。

さらに、カイロプラクティックの考え方も組み合わせながら、

**鍼灸 × 身体の動き × 筋肉・関節の状態**

という視点から、一人ひとりの身体を確認します。

「肩が凝っているから肩に鍼をする」

「腰が痛いから腰だけを施術する」

というだけではなく、身体の状態を確認したうえで、必要な場所に必要な刺激を加えることを大切にしています。

鍼灸は身体を整えるための一つの選択肢

血流は、筋肉や神経、身体のさまざまな機能と関係しています。

鍼灸によって局所の血流に変化が起こることはありますが、血流だけですべての症状を説明できるわけではありません。

大切なのは、

**「今の身体がなぜこの状態になっているのか」**

を考えること。

慢性的な肩こりや腰の張り、身体の重だるさ、スポーツによる身体の負担などでお悩みの方は、一度ご自身の身体の状態を見直してみてはいかがでしょうか。

摂津本山駅・岡本周辺で鍼灸院をお探しの方は、逸見鍼灸へご相談ください。

逸見鍼灸代表

逸見 裕

筆者

鍼灸師として活動しながら、東洋医学の素晴らしさを現代医学で理解することでより深い鍼灸治療を提供します。東洋医学だけではなくトレーニングやカイロプラクティックを取り入れ、人の身体に対し幅広くアプローチを行い健康社会の実現を目指します。

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